甘いものが好きなのかと思ったけど、どうやら違うらしい。
「これね、今朝、長女が作ってくれたの」
にへら、と幸せそうに笑う。そして、
「あ……これもダメ」
だめなものが追加された。
「こっちの卵サンドは玉ちゃんが作ってくれたの」
私は首を捻る。
タマちゃんって……?
「あ、玉ちゃんって私の旦那様ね」
先生は嬉しそうに話す。
「でも、そうするとこれしかないんだけど……」
真ん中のレタスときゅうりとハムのサンドイッチを指差して、「ダメ?」と上目遣いで訊かれた。
これで断れる人がいたらすごい。
だって、先生なのに、年上の女性なのに、とてもかわいく見えてしまったから。
「これね、今朝、長女が作ってくれたの」
にへら、と幸せそうに笑う。そして、
「あ……これもダメ」
だめなものが追加された。
「こっちの卵サンドは玉ちゃんが作ってくれたの」
私は首を捻る。
タマちゃんって……?
「あ、玉ちゃんって私の旦那様ね」
先生は嬉しそうに話す。
「でも、そうするとこれしかないんだけど……」
真ん中のレタスときゅうりとハムのサンドイッチを指差して、「ダメ?」と上目遣いで訊かれた。
これで断れる人がいたらすごい。
だって、先生なのに、年上の女性なのに、とてもかわいく見えてしまったから。


