「秋斗さん、俺、自分の脳みそを漂白剤につけたくなってきました」
『俺、使い物にならない部下はいらないよ? それに、真っ白な唯とか、それ絶対に唯じゃないだろ?』
そうきたか……。
秋斗さんらしい切り替えしに納得しそうになって、いやいやいやいや、と頭を振る。
「あの、確認なんですけど……。現況ってこんな感じですかね? すべては司っちが再選択権をリィに話しやすいように状況が整えられている」
『俺の出した答えに近いけど、中身がスカスカだな』
答案用紙にでかでかと三角を描かれた気分。
おまけに自尊心がツンツンツンツン触発されて、中身の内容に唸りたくなる。
できればあまり当たってほしくない。
「会長がやらせたいのって、一度手に入れたものを自らの意思で手放すこと、ですか?」
『それもあるかもしれない』
『俺、使い物にならない部下はいらないよ? それに、真っ白な唯とか、それ絶対に唯じゃないだろ?』
そうきたか……。
秋斗さんらしい切り替えしに納得しそうになって、いやいやいやいや、と頭を振る。
「あの、確認なんですけど……。現況ってこんな感じですかね? すべては司っちが再選択権をリィに話しやすいように状況が整えられている」
『俺の出した答えに近いけど、中身がスカスカだな』
答案用紙にでかでかと三角を描かれた気分。
おまけに自尊心がツンツンツンツン触発されて、中身の内容に唸りたくなる。
できればあまり当たってほしくない。
「会長がやらせたいのって、一度手に入れたものを自らの意思で手放すこと、ですか?」
『それもあるかもしれない』


