栞さんを交えて朝ご飯を食べ終えると、私はもといた部屋に戻った。
すると、栞さんが入ってきて、
「シートの取替えしちゃいましょう」
と、言われた。
髪の毛を手に取り思い出す。
「昨日マッサージしてもらうとき、司先輩が髪の毛をまとめてくれたんですけど、すごく手馴れてるふうでした。ゴムも使わずボールペン一本で留めちゃったの」
「あぁ、慣れてるかもしれないわ。湊も同じくらい髪が長い時期があって、でも、湊は髪の毛を結うのは苦手でね。私か司くんがやっていたのよ」
湊先生の髪の毛長いバージョン……ちょっと気になる。
「写真みたいですっ」
「いいわよ、あとで見せてあげる」
栞さんは、ふふ、と笑った。
初めて会ったときは司先輩よりも短いと思ったけれど、最近は湊先生のほうが長いくらいだ。
だからか、最近は寝ぼけていてもあまり先輩と湊先生を間違えることがなくなった。
伸ばしてるのかな? 伸ばしっぱなしでもっさりしてる感じはないから、きちんと整えながら伸ばしているように思えた。
すると、栞さんが入ってきて、
「シートの取替えしちゃいましょう」
と、言われた。
髪の毛を手に取り思い出す。
「昨日マッサージしてもらうとき、司先輩が髪の毛をまとめてくれたんですけど、すごく手馴れてるふうでした。ゴムも使わずボールペン一本で留めちゃったの」
「あぁ、慣れてるかもしれないわ。湊も同じくらい髪が長い時期があって、でも、湊は髪の毛を結うのは苦手でね。私か司くんがやっていたのよ」
湊先生の髪の毛長いバージョン……ちょっと気になる。
「写真みたいですっ」
「いいわよ、あとで見せてあげる」
栞さんは、ふふ、と笑った。
初めて会ったときは司先輩よりも短いと思ったけれど、最近は湊先生のほうが長いくらいだ。
だからか、最近は寝ぼけていてもあまり先輩と湊先生を間違えることがなくなった。
伸ばしてるのかな? 伸ばしっぱなしでもっさりしてる感じはないから、きちんと整えながら伸ばしているように思えた。


