「挙動不審の理由は何?」
「っ……挙動不審じゃないよっ!? 全然普通、むしろ私のこれは標準装備」
いや、どう考えてもおかしいだろ……。
「ツカサは……紅葉祭も終わったから部活だよね?」
「そうだけど……」
「私、マンションに戻ったら休んでいた分の勉強しなくちゃいけないから、またねっ」
きちんと成り立った会話のようなそうじゃないような……。
俺には歯切れ悪さが残る会話だった。
あまりにも釈然とせず、夜になると俺は翠に電話をかけた。
コール音が鳴り始めて五回。
けれど翠は出ない。
時刻を確認するものの、まだ十時を回ったばかりだ。
「っ……挙動不審じゃないよっ!? 全然普通、むしろ私のこれは標準装備」
いや、どう考えてもおかしいだろ……。
「ツカサは……紅葉祭も終わったから部活だよね?」
「そうだけど……」
「私、マンションに戻ったら休んでいた分の勉強しなくちゃいけないから、またねっ」
きちんと成り立った会話のようなそうじゃないような……。
俺には歯切れ悪さが残る会話だった。
あまりにも釈然とせず、夜になると俺は翠に電話をかけた。
コール音が鳴り始めて五回。
けれど翠は出ない。
時刻を確認するものの、まだ十時を回ったばかりだ。


