病院に着き九階へ上がる。ナースセンターには相馬さんがいた。
相変わらず、デスクに色んな資料を広げた状態で。
俺が余裕も何もないときに突然現れて翠葉ちゃんの主治医になった男。
そして、会って日が浅いというのに、翠葉ちゃんの信頼を得た男。
どうにもこうにも受け入れがたい人間だったけれど、彼女が滋養強壮剤を使ったときのこの人の姿勢を見たら、負の感情は払拭された。
別に仲良くなったわけでもなんでもない。
ただ、俺の中の意識が少し変わっただけ。
相馬さんは俺の存在に気づくと皮肉を口にした。
「わざわざウィルスの巣窟に来るとはな」
相変わらず、デスクに色んな資料を広げた状態で。
俺が余裕も何もないときに突然現れて翠葉ちゃんの主治医になった男。
そして、会って日が浅いというのに、翠葉ちゃんの信頼を得た男。
どうにもこうにも受け入れがたい人間だったけれど、彼女が滋養強壮剤を使ったときのこの人の姿勢を見たら、負の感情は払拭された。
別に仲良くなったわけでもなんでもない。
ただ、俺の中の意識が少し変わっただけ。
相馬さんは俺の存在に気づくと皮肉を口にした。
「わざわざウィルスの巣窟に来るとはな」


