「唯ももう知ってると思うけど、こういう顔して決断したとき、翠葉の意思って揺るがないんだよね」
言い終わると笑みをなくし、真面目な顔つきになる。
「ただし、約束は守ること。帰ってきて休んだら病院へ行く。いい?」
「うん」
「それから、翠葉の体調が良くないことは司に連絡する」
「っ!? それは嫌っっっ」
「リィ、そこは譲れないよ」
兄ふたりに立ちはだかられると、それを越えられる気がしない。
ものすごく頑丈で高い壁になる。
「翠葉、司だって知らないよりは知っていたほうがいいはずだ。何も知らないで翠葉が倒れるのは結構きついよ」
そう言われると何も言えなくなってしまう。
言い終わると笑みをなくし、真面目な顔つきになる。
「ただし、約束は守ること。帰ってきて休んだら病院へ行く。いい?」
「うん」
「それから、翠葉の体調が良くないことは司に連絡する」
「っ!? それは嫌っっっ」
「リィ、そこは譲れないよ」
兄ふたりに立ちはだかられると、それを越えられる気がしない。
ものすごく頑丈で高い壁になる。
「翠葉、司だって知らないよりは知っていたほうがいいはずだ。何も知らないで翠葉が倒れるのは結構きついよ」
そう言われると何も言えなくなってしまう。


