涙が止まらなくて頭が痛い。
気づいたところで過去には戻れない。
過去に戻ることはできないのだ。
それに、過去に戻ってどうするというのか……。
「お薬……」
私はここまで逃げてきてもなお薬に逃げる。
ありきたりな理由を言い訳にして。
「明日、朝食までには起きなくちゃいけないから寝なくちゃ……」
携帯を見れば一時半を回っていた。
久しぶりの夜更かしだった。
サイドテーブルに置いたピルケースから薬を取り出し、寝る前の薬を飲む。
でも、横になってもしばらくは眠れなかった。
最後に時間を確認したのは二時五分だった――。
気づいたところで過去には戻れない。
過去に戻ることはできないのだ。
それに、過去に戻ってどうするというのか……。
「お薬……」
私はここまで逃げてきてもなお薬に逃げる。
ありきたりな理由を言い訳にして。
「明日、朝食までには起きなくちゃいけないから寝なくちゃ……」
携帯を見れば一時半を回っていた。
久しぶりの夜更かしだった。
サイドテーブルに置いたピルケースから薬を取り出し、寝る前の薬を飲む。
でも、横になってもしばらくは眠れなかった。
最後に時間を確認したのは二時五分だった――。


