光のもとでⅠ

「姫さんがニックネームと顔を覚えるまでは発言後にニックネームを言うことになってる。実践したのはかっきーが初だな。くくく……これ、傍で聞いてるとかなり異様な会話に聞こえるな」
 言いながらシゲさんは愉快そうに笑う。
「んなわけで姫さん、とっとと覚えてやってな?」
 確かに、この会話は聞いているほうも発言するほうも奇妙な感覚がある。
「すみません、ありがとうございます……」
「いえいえ、覚えていただけるまで続けるんで気になさらず。シゲさん、やってみると結構楽しいっすよ? by かっきー」
 楽しいというより、私には罰ゲームに見える……。
「がんばって早く覚える努力をします」
「錦(にしき)、パレスの写真を至急プリントアウト」
「了解。 by 錦」