確かに、「リィ」と呼ばれることになったいきさつにはそんな約束があった。
「けどよ、若が姫さんを連れてきたときに思い切り『姫』って言ってたぜ?」
「あー、それはスタッフに『姫』って認識させたかったので刷り込みを試みてみました」
「なんだそりゃ?」
みんなが不思議そうな視線を唯兄に向ける。と、
「俺もここの十人と同じで、どっちかっていうと呼び名は短いほうが好きなんです。でも、リィが『スイ』って呼ばれるようになると、超絶嫌な顔をしそうな人間が約一名おりまして……」
そこまで話すと、私の右側に座った久先輩が笑いだす。
「あはははっ! そっか、若槻さんナイス! 意味がわかった!」
「あ、わかってくれた?」
唯兄はテーブルに身を乗り出し、私を飛び越して久先輩に話しかける。
「けどよ、若が姫さんを連れてきたときに思い切り『姫』って言ってたぜ?」
「あー、それはスタッフに『姫』って認識させたかったので刷り込みを試みてみました」
「なんだそりゃ?」
みんなが不思議そうな視線を唯兄に向ける。と、
「俺もここの十人と同じで、どっちかっていうと呼び名は短いほうが好きなんです。でも、リィが『スイ』って呼ばれるようになると、超絶嫌な顔をしそうな人間が約一名おりまして……」
そこまで話すと、私の右側に座った久先輩が笑いだす。
「あはははっ! そっか、若槻さんナイス! 意味がわかった!」
「あ、わかってくれた?」
唯兄はテーブルに身を乗り出し、私を飛び越して久先輩に話しかける。


