光のもとでⅠ

「御園生翠葉様でいらっしゃいますね」
「はい……」
「私、藤宮警備の藤守武明と申します。湊様からご自宅に案内するよう申し付かっております」
「え?」
「……失礼ですが、真白さまにお会いになられるのでは?」
「はい。あの、私道を入って三本目の横道を右に行くとあるとうかがってきたのですが……」
 その人は、納得したように少しの笑みを浮かべてこう答えた。
「えぇ、そのとおりでございます。ですが、そのルートはあらかじめセキュリティ登録されている方しか通れないルートとなっておりますので、本日は私がご一緒させていただきます」