光のもとでⅠ

 身体の倦怠感は度を越していた。
 寝返りを打つことすらできない。
 身体が重い。
 身体は熱いのにひどく寒い。
 頭が割れるように痛い。
 喉が切れたみたいに痛い。
 熱で唇がガサガサ……。
 薄っすらと目に映る景色はマンションの自室ではなかった。
 馴染みある部屋――それは、私が夏休みを過ごした病院の一室だった。
「びょ、いん……?」
 どうして……?