花器には大きな壷が使われており、いけられているものは色づき始めた紅葉やすすき。
 秋を象徴するそれらに品の良い秋菊がところどころに色を添えていた。
 背景となるステージ側面が真っ白なため、枝振りなどがとても良く映えて見えた。
 円形ステージのステージ上円周にはツリーをを見立てたようなフラワーアレンジメントが等間隔に置かれている。
 スクエアベースに手鞠菊という組み合わせがなんともかわいらしい。
 二メートルほどあるステージの足元は管物の大菊が囲っていた。
 中央部分がオレンジに近い黄色の菊に、中央部分がボルドーで花びらの先端にいくほど淡くなる菊。