光のもとでⅠ

「リィ、今日使ったタイムテーブル出そうか?」
 翠葉はすぐにかばんからプリントを取り出しテーブルに広げた。
 そこからは、物事が前後することなく順を追って話を進めた。
 俺だけだったら、そのまま翠葉の話を聞いてしまっていただろう。
 こういうところ、唯は本当にうまいと思う。
 翠葉も時系列を確認することで落ち着きを取り戻したのか、話し終えたときには幾分かすっきりとした顔をしていた。
 泣きながら話す翠葉は悲愴そのものなわけだけど、俺たちは頷くことしかプログラミングされていないロボットのように相槌を打つことしかできない。