光のもとでⅠ

 一時間ほど夕飯を楽しむと、片づけを手伝う翠葉に父さんが声をかけた。
 それもあらかじめ話していたことだ。
 少し前、父さんがこのタイミングでこっちに戻ってこれるとわかったとき、父さんと翠葉は約束をしたらしい。
 星を見て話をしよう、と。
 だから、その準備は翠葉が風呂に入っている間に済ませてあった。
 ホットマットを外に出し、毛布も準備。
 ここまですれば翠葉が寒がることもないだろう。
 物を運んでいるときに唯が、「俺、あとで邪魔しにいこう」と言いだした。