「佐野くん、朝陽先輩がね――」
佐野くんの方を振り向いた彼女は、
「あ、れ? 佐野くん?」
辺りをきょろきょろと見回す。
俺には見えてたよ。
ちゃーんと、視界の端で彼が真下にフレームアウトするのをね。
佐野くん、つまり、君も俺と同じ心境と思ってもいいかな?
翠葉ちゃんは足元のクラスメイトに気づくと懸命に声をかける。
「えっ、佐野くん、具合悪いっ? 大丈夫っ!?」
いや……それ、すごい見当違いだから、と思いつつ、自分もその場にしゃがみこんだ。
佐野くんの方を振り向いた彼女は、
「あ、れ? 佐野くん?」
辺りをきょろきょろと見回す。
俺には見えてたよ。
ちゃーんと、視界の端で彼が真下にフレームアウトするのをね。
佐野くん、つまり、君も俺と同じ心境と思ってもいいかな?
翠葉ちゃんは足元のクラスメイトに気づくと懸命に声をかける。
「えっ、佐野くん、具合悪いっ? 大丈夫っ!?」
いや……それ、すごい見当違いだから、と思いつつ、自分もその場にしゃがみこんだ。


