「気に入ってもらえて良かったよ。それ、あると便利だからさ」
佐野くんは、再度「ありがとうございます」と腰を直角に折った。
こんなところはもろに体育会系……なんて思いつつ、その後ろにいた葵の弟、空太くんにも声をかける。
「空太くんともうひとりは……香乃子ちゃんかな?」
「あ、はい。初めまして、七倉香乃子です」
赤いフレームのメガネをかけた子はペコリとお辞儀をする。
翠葉からカフェのスタート時のメンバーの名前は聞いていたし、ライブのときにはクラスの実行委員ふたりがついてくれるとも聞いていた。
そのうちのひとりがクラスで唯一のメガネ女子であることも。
「翠葉の兄で、蒼樹といいます。妹が今日は――いや、今日も、かな? お世話になると思うけどよろしくね」
ふたり揃って「はい」と答える。
佐野くんは、再度「ありがとうございます」と腰を直角に折った。
こんなところはもろに体育会系……なんて思いつつ、その後ろにいた葵の弟、空太くんにも声をかける。
「空太くんともうひとりは……香乃子ちゃんかな?」
「あ、はい。初めまして、七倉香乃子です」
赤いフレームのメガネをかけた子はペコリとお辞儀をする。
翠葉からカフェのスタート時のメンバーの名前は聞いていたし、ライブのときにはクラスの実行委員ふたりがついてくれるとも聞いていた。
そのうちのひとりがクラスで唯一のメガネ女子であることも。
「翠葉の兄で、蒼樹といいます。妹が今日は――いや、今日も、かな? お世話になると思うけどよろしくね」
ふたり揃って「はい」と答える。


