俺が何を言う前に司は通話を切った。
「……蔵元ぉ、俺、泣きそうかも」
「本当に泣かないでくださいね。みっともないので」
「おまえ冷たいよ」
「えぇ、もっと冷たくなれるよう鋭意精進を重ねていく所存です」
にこりと笑顔を返される。
「何、今の電話司っち?」
「そう。どうよ、十七歳の従弟に慰められる二十六歳って」
唯と蔵元はふたり顔を見合わせ、「情けないですね」と声を揃えた。
「はいはい、情けないです。情けなくてやんなっちゃいます」
各自パソコンを立ち上げ、さっきの配置換えに関するプランに問題がないかの報告チェックを開始する。
「……蔵元ぉ、俺、泣きそうかも」
「本当に泣かないでくださいね。みっともないので」
「おまえ冷たいよ」
「えぇ、もっと冷たくなれるよう鋭意精進を重ねていく所存です」
にこりと笑顔を返される。
「何、今の電話司っち?」
「そう。どうよ、十七歳の従弟に慰められる二十六歳って」
唯と蔵元はふたり顔を見合わせ、「情けないですね」と声を揃えた。
「はいはい、情けないです。情けなくてやんなっちゃいます」
各自パソコンを立ち上げ、さっきの配置換えに関するプランに問題がないかの報告チェックを開始する。


