光のもとでⅠ

 生徒会のミーティングが終わったら――。
 都度、先を見越して算段を立てるものの、すぐに合同ミーティングが始まりインカムの説明をすることになる。
 説明する対象が翠だけならそのときに話せた。が、嵐と優太も一緒となると話は別だ。
 言わなくていい人間、知らなくていい人間にまで話す必要はない。
 むしろ、話すべきではない。
 苦渋を飲むとはこのことか……。
 俺は躊躇しているのか?
 だから、話すタイミングを逃がしているのか……。
 否、違う。
 腹は括った。
 警備状況に驚いていようが話してなんと思われようが、守るためには言うしかない。
 でも、時間がない――。