光のもとでⅠ

 私道入り口に着くと、翠葉は足を停めて文字どおりに固まった。
「話には聞いていたけれど……」
 放心状態に近い感じ。
 まぁね、外部生はびっくりするか……と思わなくもない。
 そこには通常以上の警備体制が敷かれているのだから。
 かといって、これらが特別かというと、そいうわけでもない。
 内容的には普段からやっていることだ。
 外部の人間が学園内に入るとき、これらの検問は必須事項。
 ただ、紅葉祭クラスのイベントともなると、外部から入ってくる人間の数が多いこともあり、それらに対応すべく人員増強が必要となる。