光のもとでⅠ

「私……」
「廊下で倒れたのよ。海斗が血相変えて抱えてきたわ。あと、中学の同級生って言ったかしら? こぉ、襟足がくるんとした子が一緒だった」
「あ――鎌田くんっ」
 咄嗟に起き上がろうとして額を小突かれた。
「何があった?」
 何が……。
「倒れる直前のバイタルを見ても意識を失うレベルの血圧数値じゃなかった。それと、あんたまだ滋養強壮剤飲んでないでしょ?」
「あ……」
「さっき司にかばんを持ってこさせたから薬飲みなさい」
「はい……」