「御園生、クラス教えて? これ、投票するから」
鎌田くんはにこりと笑ってバーコードを指差した。
「あ、一年B組のクラシカルカフェ。私、午後の二時間はクラスに戻るから、もし時間があったら寄ってね」
そう言って、ペコリとお辞儀をして図書棟に入った。
図書室に入ると、私に気づいた桃華さんが手を止めた。
「翠葉……? 今、巡回の時間じゃなかった?」
「うん、そうなんだけど……。なんだかあまり役には立てないみたいで戻されちゃった」
「何かあったの?」
「ううん、何かがあったわけではないの」
上手に説明はできそうになくて、ごまかすようにノートパソコンの前に座り作業を始めてしまった。
鎌田くんはにこりと笑ってバーコードを指差した。
「あ、一年B組のクラシカルカフェ。私、午後の二時間はクラスに戻るから、もし時間があったら寄ってね」
そう言って、ペコリとお辞儀をして図書棟に入った。
図書室に入ると、私に気づいた桃華さんが手を止めた。
「翠葉……? 今、巡回の時間じゃなかった?」
「うん、そうなんだけど……。なんだかあまり役には立てないみたいで戻されちゃった」
「何かあったの?」
「ううん、何かがあったわけではないの」
上手に説明はできそうになくて、ごまかすようにノートパソコンの前に座り作業を始めてしまった。


