次も私の歌のため、左の昇降機からツカサだけが奈落に降りた。
私はペットボトルを持ち、茜先輩のもとへ行く。
「どうかした?」
茜先輩に訊かれて少し困る。
「……あの、飲み物っ。飲み物飲んでいる間に茜先輩の笑顔が見られたら少し元気もらえるかなと思って」
本当は私が元気をあげなくてはいけないのに、今は欲しいと思ってしまう。
「私の笑顔で元気になれるんだ?」
「はい。今日はすてきなドレスを着ている分、いつもより十割増しくらいの効果がありそうです」
茜先輩ににこり、と極上の笑顔をくれた。
「ありがとうございます」
私はペットボトルを持ち、茜先輩のもとへ行く。
「どうかした?」
茜先輩に訊かれて少し困る。
「……あの、飲み物っ。飲み物飲んでいる間に茜先輩の笑顔が見られたら少し元気もらえるかなと思って」
本当は私が元気をあげなくてはいけないのに、今は欲しいと思ってしまう。
「私の笑顔で元気になれるんだ?」
「はい。今日はすてきなドレスを着ている分、いつもより十割増しくらいの効果がありそうです」
茜先輩ににこり、と極上の笑顔をくれた。
「ありがとうございます」


