光のもとでⅠ

 ステージが下がり始め、会場が見えなくなってから椅子の足もとに置いてあったペットボトルに手を伸ばした。
 ゴクゴク、と一気に飲んで激しく咽る。
 咽たら涙が出た。
 ボロボロと零れて止らない。
 あんまりな状態に、奈落にいる人たちを驚かせてしまう。
「何、泣いて――」
 開口一番はツカサ。
「違……飲んで、咽――」
 ゲホゲホ、と咳き込むと、
「ドジ……」
 呆れ顔で言われ、背中を軽く叩いたりさすってくれた。