「佐野くん、朝陽先輩がね――」
隣にいたはずの佐野くんが忽然といなくなった。
「あ、れ? 佐野くん?」
あたりを見回していると、ツンツン、と足をつつかれた。
「え?」
足もとを見ると、佐野くんが隣に座り込んでいた。
「えっ、佐野くん、具合悪いっ? 大丈夫っ!?」
訊いても返事が得られない。
「朝陽先輩、佐野くんがっ――……って、どうして朝陽先輩も座っちゃったのかな」
自分だけ立っているのもなんだったので、同じように膝を抱えて座る。
「いやね、ちょっと……」
なんだかひどく疲れたふうの朝陽先輩がしどろもどろに答えてくれるけど、意味を含むような言葉はひとつもない。
隣にいたはずの佐野くんが忽然といなくなった。
「あ、れ? 佐野くん?」
あたりを見回していると、ツンツン、と足をつつかれた。
「え?」
足もとを見ると、佐野くんが隣に座り込んでいた。
「えっ、佐野くん、具合悪いっ? 大丈夫っ!?」
訊いても返事が得られない。
「朝陽先輩、佐野くんがっ――……って、どうして朝陽先輩も座っちゃったのかな」
自分だけ立っているのもなんだったので、同じように膝を抱えて座る。
「いやね、ちょっと……」
なんだかひどく疲れたふうの朝陽先輩がしどろもどろに答えてくれるけど、意味を含むような言葉はひとつもない。


