光のもとでⅠ

 でも、これはついていかないといけない状況。
 渋々ツカサのあとを追う。
 この通路は本当に暗い。
 暗いと音も大きく聞こえるから不思議。
 和太鼓部が演舞する場所は円形ステージとスクエアステージの間の空間。
 花道を境にAグループとBグループに分かれての演舞。
 ちょうど、この通路の上あたりで演奏している。
 見たかったな……。
 そっと通路の壁に手を添えると、会場から伝う振動が確かに感じられた。
「ツカサ、どうしても――どうしても図書棟まで戻らないとだめかなっ?」
 だめもとでお願いしてみる。
「……横になって休んだほうがいいだろ」
「……でも、これ聞きたい」