「インカムにくらい応答しろ」
あ……。
「ごめんなさい。私、インカムを外していたの」
申し訳ございませんの姿勢で謝ると、朝陽先輩がフォローしてくれた。
「ま、調弦するのにインカムなんてつけてられないよね? 代わりに俺が応えたんだからそう怒るなよ」
朝陽先輩に、「はい」とインカムを渡され、再度耳に装着した。
ツカサは朝陽先輩の言葉には何も返さず、
「休憩を取るのに図書棟に戻るから」
と、第四通路へと向かい始めた。
それも最初から決まっていたことだけど、今はこの音が聞きたくて、もう少しこの振動を感じていたくて、この場から離れるのが名残惜しい。
あ……。
「ごめんなさい。私、インカムを外していたの」
申し訳ございませんの姿勢で謝ると、朝陽先輩がフォローしてくれた。
「ま、調弦するのにインカムなんてつけてられないよね? 代わりに俺が応えたんだからそう怒るなよ」
朝陽先輩に、「はい」とインカムを渡され、再度耳に装着した。
ツカサは朝陽先輩の言葉には何も返さず、
「休憩を取るのに図書棟に戻るから」
と、第四通路へと向かい始めた。
それも最初から決まっていたことだけど、今はこの音が聞きたくて、もう少しこの振動を感じていたくて、この場から離れるのが名残惜しい。


