平日の日中ということもあり、市外へ抜ける道は混んでおらず、一時半前にはマンションに着いた。
ゲストルームに入ると、彼女が使っている部屋のドアが開いていて不思議に思う。
エアコンを入れる季節になったこともあり、彼女がこの部屋にいるときはドアは閉まっていることが多いのだ。
部屋の中を見るも、翠葉ちゃんの姿はなかった。
急いでリビングへと向かったが見回しても彼女の姿はない。
ピアノの蓋も閉じてある。
念のために蒼樹が使っている部屋も空いている部屋も見たがいなかった。
トイレにも洗面所にもキッチンにもいない。
「……どこにもいない?」
玄関に戻るも靴はある。
もう一度リビングへ戻り、一ヶ所一ヶ所見て回ると、ソファの後ろにいる彼女を見つけた。
「翠葉ちゃんっ!?」
まさか倒れていたのかっ!?
彼女は一度目を開け、すぐに閉じる。
彼女の横に膝を付いて屈むと、ゆっくりと目を開けた。
「翠葉ちゃん……?」
彼女はしばし無言でそのあと目を見開いた。
口を半開きの状態で何かを言おうとする。
ゲストルームに入ると、彼女が使っている部屋のドアが開いていて不思議に思う。
エアコンを入れる季節になったこともあり、彼女がこの部屋にいるときはドアは閉まっていることが多いのだ。
部屋の中を見るも、翠葉ちゃんの姿はなかった。
急いでリビングへと向かったが見回しても彼女の姿はない。
ピアノの蓋も閉じてある。
念のために蒼樹が使っている部屋も空いている部屋も見たがいなかった。
トイレにも洗面所にもキッチンにもいない。
「……どこにもいない?」
玄関に戻るも靴はある。
もう一度リビングへ戻り、一ヶ所一ヶ所見て回ると、ソファの後ろにいる彼女を見つけた。
「翠葉ちゃんっ!?」
まさか倒れていたのかっ!?
彼女は一度目を開け、すぐに閉じる。
彼女の横に膝を付いて屈むと、ゆっくりと目を開けた。
「翠葉ちゃん……?」
彼女はしばし無言でそのあと目を見開いた。
口を半開きの状態で何かを言おうとする。


