上――それは飛鳥ちゃんがいるミキシングルーム。
『飛鳥っ』
別のカメラがすぐにミキシングルームの小窓を移し、ズームアップされた飛鳥ちゃんのびっくり顔が映し出される。
『あのさ、まだ気持ち変わってない? 飛鳥の気持ちはどこにある?』
モニターには、海斗くんと飛鳥ちゃんの両方が映るように、少し引いた位置から撮影されている映像が流れた。
『俺、飛鳥が好きなんだ。ずっと俺だけを見ていてほしいんだよね』
飛鳥ちゃんは後ろの人に背中を押され、小窓ギリギリの場所に立たされていた。
『飛鳥、返事。声を出せとは言わない。YESなら首を縦に振ってよ。NOなら横に振って。……先に言っておくけど、もし首を立てに振ったなら、一生放さないよ?』
これはなんだろう……。
……告白? プロポーズ……?
『飛鳥っ』
別のカメラがすぐにミキシングルームの小窓を移し、ズームアップされた飛鳥ちゃんのびっくり顔が映し出される。
『あのさ、まだ気持ち変わってない? 飛鳥の気持ちはどこにある?』
モニターには、海斗くんと飛鳥ちゃんの両方が映るように、少し引いた位置から撮影されている映像が流れた。
『俺、飛鳥が好きなんだ。ずっと俺だけを見ていてほしいんだよね』
飛鳥ちゃんは後ろの人に背中を押され、小窓ギリギリの場所に立たされていた。
『飛鳥、返事。声を出せとは言わない。YESなら首を縦に振ってよ。NOなら横に振って。……先に言っておくけど、もし首を立てに振ったなら、一生放さないよ?』
これはなんだろう……。
……告白? プロポーズ……?


