「佐野くん、蒼兄はたぶん朝一でうちのクラスに来るよ」
「マジでっ!?」
そう言ったあとはしばらくフリーズしていて、そのあとは忙しなく動きだす。
どちらかというと、落ち着いた人に分類される佐野くんの、こんな姿はちょっと新鮮。
そんな佐野くんを香乃子ちゃんがにこにこと見ていて、そんな光景も微笑ましく思えた。
あと十分もしたら紅葉祭がスタートする。
そんなときだった。
「翠葉、ちょっといい?」
「え?」
ペットボトルの蓋にこめた力を緩める。
すると、海斗くんがクラスメイトに向き直り、
「みんな悪い。数分でいいからバックヤード使わせて」
海斗くんはみんなの返事も聞かずに私の手を取り、バックヤードへと移動を始めた。
「マジでっ!?」
そう言ったあとはしばらくフリーズしていて、そのあとは忙しなく動きだす。
どちらかというと、落ち着いた人に分類される佐野くんの、こんな姿はちょっと新鮮。
そんな佐野くんを香乃子ちゃんがにこにこと見ていて、そんな光景も微笑ましく思えた。
あと十分もしたら紅葉祭がスタートする。
そんなときだった。
「翠葉、ちょっといい?」
「え?」
ペットボトルの蓋にこめた力を緩める。
すると、海斗くんがクラスメイトに向き直り、
「みんな悪い。数分でいいからバックヤード使わせて」
海斗くんはみんなの返事も聞かずに私の手を取り、バックヤードへと移動を始めた。


