台車に乗せてきた機材やラックをすべて運び込み、部屋にありとあらゆるものがあふれる。
「蒼樹と若槻、そこのラック適当に組み立てて」
秋斗先輩に指示されたものの梱包を外し組み立てにかかる。
「そういえば、翠葉ちゃんは部屋?」
「えぇ、寝てます」
「そう」
「いいなぁ……俺も昼寝したい」
「若槻、ぼやく暇があったら手を動かせ」
「動かしてますよっ」
「蒼樹、ノートパソコン開くよ」
「はい、お任せします」
いつかと同じように秋斗先輩のノートパソコンと連動させている。しかも、ベッドの上で……。
若槻くんは組み立てが終わったラックに着き自分のノートパソコンと持ってきたマシンをつないでいた。
ふたりの打ち込み速度は恐ろしく速い。それを横目に見つつ、黙々とラックを組み立てた。
最後のラックを組み終えるとそこへ秋斗先輩が移動する。
「先輩、俺にできることは?」
自分のパソコンは先輩がいじっているし、持ってきてくれたマシンの二台は若槻くんが占拠している。残るパソコンは一台だ。
「蒼樹と若槻、そこのラック適当に組み立てて」
秋斗先輩に指示されたものの梱包を外し組み立てにかかる。
「そういえば、翠葉ちゃんは部屋?」
「えぇ、寝てます」
「そう」
「いいなぁ……俺も昼寝したい」
「若槻、ぼやく暇があったら手を動かせ」
「動かしてますよっ」
「蒼樹、ノートパソコン開くよ」
「はい、お任せします」
いつかと同じように秋斗先輩のノートパソコンと連動させている。しかも、ベッドの上で……。
若槻くんは組み立てが終わったラックに着き自分のノートパソコンと持ってきたマシンをつないでいた。
ふたりの打ち込み速度は恐ろしく速い。それを横目に見つつ、黙々とラックを組み立てた。
最後のラックを組み終えるとそこへ秋斗先輩が移動する。
「先輩、俺にできることは?」
自分のパソコンは先輩がいじっているし、持ってきてくれたマシンの二台は若槻くんが占拠している。残るパソコンは一台だ。


