光のもとでⅠ

「今日、いつもより作業を始める時間が遅かったと思うけど?」
「だらか何?」
 ……この強がりが――。
「滞ると困る」
「でも、これは私の仕事っ」
 目が、「絶対に譲らない、ひとりでやる」と言っていた。
 碧さんの言っていた言葉の意味が少しわかった。
 翠は生徒会を続けることを選んだのだろう。
「……ふーん。一応自覚はあったわけか。紅葉祭が終わったら辞めるとかほざいた人間だけど」
 多少いじめたところで問題はないと思う。
 むしろ、そのくらいの権利が俺にはあるはず。