光のもとでⅠ

「……俺もそれを考えていた」
「翠葉ちゃんなら大丈夫なんじゃん?」
 軽く返してきたのは優太。
「うんうん。だって、司、翠葉が集計したものに関しては確認作業一切してないでしょ? 普段は計算機扱いしてるくらいだし」
 嵐の言葉に漣が手を挙げて便乗する。
「そうそう、御園生さんは人間計算機で司先輩は人間インデックスって噂は結構有名ですよ?」
 ずいぶんな言われようだが間違ってはいない。
 俺は集計や単純計算の類は全部翠に振っていたし、その場で電卓を使わない計算をした際の確認には翠の頭を使ってダブルチェックをしていた。