リィのバイタルは相変わらずだけど、もうすぐ会えるから――。
ゲストルームでは栞さんが出迎えてくれた。
いつもと違う調子なのはここにもいた。
「おかえりなさい」という声に覇気を感じない。
瞬時に夏を思い出すような、そんな声音。
「若槻くん、明日、翠葉ちゃんを病院へ連れていってもらえるかしら?」
引き際なんだなってすぐにわかった。
「あの瓶、俺の部屋に戻します」
「そうね。でも、明日まではだめよ」
「……なるほどね。現行犯逮捕っていうか、現物所持してるところしょっ引くのね」
なんともえげつない。
でも、こんな数日間しか待てない状況じゃ仕方もない。
ゲストルームでは栞さんが出迎えてくれた。
いつもと違う調子なのはここにもいた。
「おかえりなさい」という声に覇気を感じない。
瞬時に夏を思い出すような、そんな声音。
「若槻くん、明日、翠葉ちゃんを病院へ連れていってもらえるかしら?」
引き際なんだなってすぐにわかった。
「あの瓶、俺の部屋に戻します」
「そうね。でも、明日まではだめよ」
「……なるほどね。現行犯逮捕っていうか、現物所持してるところしょっ引くのね」
なんともえげつない。
でも、こんな数日間しか待てない状況じゃ仕方もない。


