光のもとでⅠ

「当日はナンバーツーも来るらしいぜ?」
「え?」
「もっとも、一日目だけらしいがな」
「そうなんですか?」
「あぁ、運営側にいるんじゃ忙しくてそれどこじゃないかもしれないが、あの男のことだ。隙を見て話しかけに行くんじゃないか?」
 嬉しい反面、緊張も伴う。
「おまえは素直だなぁ……。一気にストレスの脈が強まったぞ」
「う……」
 相馬先生は両手首を離し、鍼の施術に移る。
「ナンバーツーに会うのはそんなにストレスか? なんだ、仕事のことか?」
「……仕事のことももちろんなのですが、学校で静さんに話しかけられるのはなんだかとても都合が悪い気がして……」