光のもとでⅠ

「今日の夕飯も煮込みうどんでいいよね? あ、司っちも食べていくでしょ?」
「司っち」と呼ばれた瞬間、ツカサの眉間にしわが寄ったのは見間違いではないと思う。
 でも、ツカサは澄ました顔で「ご馳走になります」と答えた。
「じゃ、あとは司っちに任せて俺らは退散退散!」
 蒼兄は唯兄に背を押されるようにして部屋から出ていった。
 ご丁寧にもドアをバタン、と閉めて。

 今、私の頭は「どうしよう!?」で埋めつくされている。
 唯兄がどうして学校へ行ったのかも知らないけれど、それ以前にツカサになんと連絡を入れたのかも聞いていない。
 どうして今日休むことになったのか、それを訊かれたらなんと答えようか。
 でも、相談するためにはそこから話さないといけない気がするし、話したら話したでものすごく怒られる気がする。
 怒られる、よりは呆れられてしまいそうだ。