「計算合わなくない? 五時には休憩に入ってて今……」
時計に目をやられて、わわわ、と慌てる。
「すみません……あの……起案書を任せてもらえたのが嬉しくて、嬉しすぎて……最初の時間は眠れなくて――」
「あ、そっか。そうだよね? すっごく喜んでたもんね。そっかそっか、すぐには眠れなかったか」
優太先輩は笑って許してくれるけど、起案書の件だけで眠れなかったわけではなくて、全部話していない自分が少しずるい気がした。
でも、あえて話すことでもなければ、そんなことに時間を使うのも絶対的に間違っているから、と理由をつけて私は口を噤んだ。
「見ながらやればできると思う。もしわからないことがあったらそこの難しい顔した人に聞いてごらん」
優太先輩はツカサを指した。
時計に目をやられて、わわわ、と慌てる。
「すみません……あの……起案書を任せてもらえたのが嬉しくて、嬉しすぎて……最初の時間は眠れなくて――」
「あ、そっか。そうだよね? すっごく喜んでたもんね。そっかそっか、すぐには眠れなかったか」
優太先輩は笑って許してくれるけど、起案書の件だけで眠れなかったわけではなくて、全部話していない自分が少しずるい気がした。
でも、あえて話すことでもなければ、そんなことに時間を使うのも絶対的に間違っているから、と理由をつけて私は口を噤んだ。
「見ながらやればできると思う。もしわからないことがあったらそこの難しい顔した人に聞いてごらん」
優太先輩はツカサを指した。


