光のもとでⅠ

 桃華の誕生日はひな祭りだけれど、あの子はどんなものを欲しがるだろうか……。
 その前にクリスマスがあるな。
 高価なものではなく、それでもやっぱりアクセサリーを贈りたいと思うのは、独占欲の表れだろうか?
 桃華ならピンクの石のネックレスが似合いそう。
 桃華にアレルギーがなければシルバーのネックレスをペアで買うのもいいかもしれない。
 最近はステンレス素材のアクセサリーも充実しているし……。
 俺は普段アクセサリーはあまりつけないけれど、彼女とペアならば、と思わなくもない。
 少しリサーチするか……。
「司くん、今頃ヤキモキしてんのかね?」
 唯の一言に先輩がため息をつく。