光のもとでⅠ

「なんかさ、初等部の頃の人気男子にありがちな要素が満載だよね? 強いて言えば、顔が良くなくてもスポーツがか勉強のどっちかができたらもてる、みたいな……」
 希和の言葉に固まる。
「飛鳥ちゃん、どうかした?」
 香乃に顔を覗き込まれため息をつく。
「それね、図星なのかなぁ……って時々考えるの。私、幼稚部から海斗と一緒だから、そういうのの延長線にいたりするのかなぁ、って。そんなおばかなことで未だに好きなのかなぁって思うんだよね」
 だれ~んとうな垂れると、
「飛鳥ちゃん、その延長線は長すぎ……」
 香乃からの一言。
「いったい何年間好きなの?」
 希和に訊かれて、指折り数えてみる。