光のもとでⅠ

 女子なら誰もが香乃の気持ちに気づいただろう。そして、実行委員になれば佐野と話す機会が増えることくらいは容易に想像できたのだ。
 ほかの女子が手を上げなかったところを見ると、誰もが香乃を応援しているというところだろう。
 男子は女子が決まってから、誰かフォロー要員混みで立候補するつもりだったのかな、と思わなくもない。
 現に空太なら適任だ。
 さすがうちのクラスね……。
「じゃぁ、香乃と空太はあとで生徒会までメアドと携番の提出に来てね」
 これで二学期最初の仕事が終わった。

「さて、これを職員室へ持って行かなくちゃいけないんだけど……」
 目の前にあるのは宿題の山。
 本当に山、なのだ。