「それが、『ツカサ』って下の名前呼び捨てです」
「「マジでっっっ!?」」
再度声が重なった俺と千里は顔を見合わせた。
「なぁ、俺たちってなんでこういうところでだけ息がぴったりなわけ?」
俺が訊けば。
「おまえがやめろよ」
んな殺生な……。
そんな俺たちを取り残し、ほかの人間はキャーキャーと騒ぎ出す(桃華以外)。
「一応、私たち同い年だから先輩は取れることはあっても、まさか呼び捨てとは思わなかったわ!」
嵐子先輩が頬を紅潮させ嬉しそうに飛び跳ねる。
「翠葉ちゃんにツカサって呼ばれたときのあいつの顔が見てみたい」
優太先輩の言葉に、「同じく」と朝陽先輩が口にする。
「そっかそっか……ツカサって呼ぶようになったんだ~」
花を飛ばして、ついでに魂まで口から出ていってしまいそうなのは久先輩で、茜先輩は「そんなふたりを早く見たいわっ!」と騒いでいた。
「「マジでっっっ!?」」
再度声が重なった俺と千里は顔を見合わせた。
「なぁ、俺たちってなんでこういうところでだけ息がぴったりなわけ?」
俺が訊けば。
「おまえがやめろよ」
んな殺生な……。
そんな俺たちを取り残し、ほかの人間はキャーキャーと騒ぎ出す(桃華以外)。
「一応、私たち同い年だから先輩は取れることはあっても、まさか呼び捨てとは思わなかったわ!」
嵐子先輩が頬を紅潮させ嬉しそうに飛び跳ねる。
「翠葉ちゃんにツカサって呼ばれたときのあいつの顔が見てみたい」
優太先輩の言葉に、「同じく」と朝陽先輩が口にする。
「そっかそっか……ツカサって呼ぶようになったんだ~」
花を飛ばして、ついでに魂まで口から出ていってしまいそうなのは久先輩で、茜先輩は「そんなふたりを早く見たいわっ!」と騒いでいた。


