光のもとでⅠ

「「司がっ!?」」
 驚いて口にしたのは優太先輩と嵐子先輩。
 朝陽先輩は、
「なんだ、意外とがんばってるんじゃん?」
 なんて言う。
 意外と、っていうか、本当に意外すぎるほどご執心って言葉のほうが俺にはしっくりとくるんだけど。
 へぇ……あの司が、ね。
 翠葉のことを好きなのは知っていたし、俺には翠葉の味方でいてくれと言ったのはいつだったか。
 あぁ、期末考査の前だったかな。
 そっか……司、一歩は進んだのかな。
「俺、ちょっとやる気出てきた。エンジン始動っぽいっす」
 司が動くと決めたのなら、背中を押すのは俺らの仕事だよな?
 秋兄は俺が押さなくても勝手に動くし。