ツカサは下を向いていたけれど、
「どっちにしろ、少し休んだほうがいいのは確か。でも、家や病院で横になってろっていう類でもない。だから、息抜きに行ってきたら? 白野は紅葉が始まってると思う。秋兄、仕事の都合は?」
ツカサが斜め後ろに立つ秋斗さんを見ると、秋斗さんは面食らったまま答える。
「いや、明日は会議とかそういうものもないから大丈夫だけど……。でも、翠葉ちゃん大丈夫なの?」
「学校は楽しいみたいだけど、気苦労耐えないこともあるから。たまにはそういうのもいいんじゃないの? あとは相馬さんに訊いて。俺は帰る」
「ツカサっ!?」
ツカサはドア口から振り返り、
「少しは身体も頭も休ませろっ」
怒鳴られたあと、無言で数秒睨みつけられ病室を出ていった。
……どうしてだろう。
ものすごく胸が痛い。
でも、さっきまで感じていたような痛みじゃない。
「どっちにしろ、少し休んだほうがいいのは確か。でも、家や病院で横になってろっていう類でもない。だから、息抜きに行ってきたら? 白野は紅葉が始まってると思う。秋兄、仕事の都合は?」
ツカサが斜め後ろに立つ秋斗さんを見ると、秋斗さんは面食らったまま答える。
「いや、明日は会議とかそういうものもないから大丈夫だけど……。でも、翠葉ちゃん大丈夫なの?」
「学校は楽しいみたいだけど、気苦労耐えないこともあるから。たまにはそういうのもいいんじゃないの? あとは相馬さんに訊いて。俺は帰る」
「ツカサっ!?」
ツカサはドア口から振り返り、
「少しは身体も頭も休ませろっ」
怒鳴られたあと、無言で数秒睨みつけられ病室を出ていった。
……どうしてだろう。
ものすごく胸が痛い。
でも、さっきまで感じていたような痛みじゃない。


