大きな音が聞こえる中、より近くでツカサの声がしてくすぐったい。
でも、この声が好き……。
「こんなにきれいに見えるのに、ほかの人が見に来れないのはもったいないね? すごい、すごくきれいだね」
「普通だろ?」
「違うっ、全然普通じゃないよっ!? だってこんなに大きな花火は初めて見たよっ? すごい、すごいっっっ! おっきいっ!」
「わかったから、少し落ち着け。じゃないと落とす」
落とすと言われたら黙るしかない。
花火は次々と上がり、儚く散っては次の花が咲く。
お気に入りのハーブ園のベンチまで行くと、
「横になっても見える」
寝てろ言わんばかりに下ろされた。
花火は遠くの空に見えるわけではない。
建物が邪魔して欠けて見えるでもなく、大きな大輪が頭上に広がる。
でも、この声が好き……。
「こんなにきれいに見えるのに、ほかの人が見に来れないのはもったいないね? すごい、すごくきれいだね」
「普通だろ?」
「違うっ、全然普通じゃないよっ!? だってこんなに大きな花火は初めて見たよっ? すごい、すごいっっっ! おっきいっ!」
「わかったから、少し落ち着け。じゃないと落とす」
落とすと言われたら黙るしかない。
花火は次々と上がり、儚く散っては次の花が咲く。
お気に入りのハーブ園のベンチまで行くと、
「横になっても見える」
寝てろ言わんばかりに下ろされた。
花火は遠くの空に見えるわけではない。
建物が邪魔して欠けて見えるでもなく、大きな大輪が頭上に広がる。


