「できれば運動部から出てほしいの。文化部は色々と忙しいから」
……香乃子ちゃんは文化部だけど大丈夫なのなかな?
「香乃は美術部のほう、大丈夫なの?」
飛鳥ちゃんが訊くと、
「へへへ……実は、自分の作品は終わらせてあるの。あとは部全体のものだけだから大丈夫」
香乃子ちゃんの隣の席、高坂くんが「実行委員がやりたくて?」と訊くと、恥ずかしそうにコクリと頷いた。
香乃子ちゃん、がんばり屋さんだ……。
実行委員になれて良かったね。
ほんわかした気分で香乃子ちゃんの後ろ姿を見ていると、「はい」と空太くんが手を上げた。
「俺、立候補」
「あら、助かるわ」
にこりと微笑む桃華さん。
……香乃子ちゃんは文化部だけど大丈夫なのなかな?
「香乃は美術部のほう、大丈夫なの?」
飛鳥ちゃんが訊くと、
「へへへ……実は、自分の作品は終わらせてあるの。あとは部全体のものだけだから大丈夫」
香乃子ちゃんの隣の席、高坂くんが「実行委員がやりたくて?」と訊くと、恥ずかしそうにコクリと頷いた。
香乃子ちゃん、がんばり屋さんだ……。
実行委員になれて良かったね。
ほんわかした気分で香乃子ちゃんの後ろ姿を見ていると、「はい」と空太くんが手を上げた。
「俺、立候補」
「あら、助かるわ」
にこりと微笑む桃華さん。


