八日の夜には意識が戻ったと若槻からメールが届いた。
そのメールにすら、なんて返事をしたらいいのかわからなくて、「すまない」の一言しか返信できなかった。
そしたら、「リィはそんなに弱くない。 By 兄貴s」という返事がすぐに届いた。
そんな言葉に救われつつ仕事に打ち込んだ。
彼女のバイタルを耳にしながら。
この部屋には常に彼女の心音と連動している音が鳴り響いている。
どんなに膨大な仕事があっても、それらを止めることはできなかった。
ただ、彼女を感じていたくて。離れていても、彼女の存在を感じていたくて。
そのメールにすら、なんて返事をしたらいいのかわからなくて、「すまない」の一言しか返信できなかった。
そしたら、「リィはそんなに弱くない。 By 兄貴s」という返事がすぐに届いた。
そんな言葉に救われつつ仕事に打ち込んだ。
彼女のバイタルを耳にしながら。
この部屋には常に彼女の心音と連動している音が鳴り響いている。
どんなに膨大な仕事があっても、それらを止めることはできなかった。
ただ、彼女を感じていたくて。離れていても、彼女の存在を感じていたくて。


