光のもとでⅠ

「一昨日から嫌って程考えていたから内容くらいは伝わる文になってるはずだけどっ!?」
 伝わらなかったら伝わらなかったで仕方がないわけだけど、とりあえず、わかれよアホ……と思う自分がいる。
「十一日からずっと考えてくれていたの?」
 相手は翠だった……。
 どうしてか本題とは別のことが気になるようだ。
 それも癪だけど……。
「しょうがないだろ……。それまで熱出しててほとんど寝てたし」
 言い訳になるから言いたくなかったことを言わされる。
 本当に無神経なやつ……。
 俺は少々不快に感じているにも関わらず、翠の表情は少し柔らかなものへと変化していた。
 そして、俺を見ては口を開けたり閉じたりしている。