光のもとでⅠ

「先生、足首――もう、やだ……つ、かく、しんけ……切って――」
 その言葉に息を呑む。
 痛覚神経を切ってって……。
「スイハ、そいつはやめとこうや。痛みはシグナルだ。それを無くすのは得策とは言えねぇ」
「で、も……」
 搾り出すように声を発しては涙を流す。
 手にこめられる握力はさほど強くない。けれど、痙攣は激しさを増していく。
 それはきっと、痛みに比例しているのだろう。
「くっそ、手が足んねぇっ。おまえの手、ちょっと貸せやっ」
「は……?」
「手だ。手っ」