「司くん、御園生さんが倒れたとき、十階の病室にいたのは誰?」 「……俺です」 「そう、私はあとから入ってきたに過ぎないし、何よりも倒れるまでのやり取りを知っているのは司くんよ」 俺は藤原さんに説き伏せられ、俺が話せる本当の最後の部分を話すことにした。