けれど、それをつけたまま寝るのは良くない。
首に絡んで首が絞まったらどうするつもりだ……。
「……できない」
やっぱり……。
「そう。じゃ、外すから」
「やだっ」
翠はベッドの端まで逃げた。
「やだじゃない。こんなのつけたまま寝るな」
抵抗はされると思っていた。
でも、首に手をかけた瞬間におとなしくなった。
取り外すと、さっきまでの笑顔はどこへやら……。
「不服そうな顔……」
翠は頬を膨らませる勢いでむくれていた。
別に全部を取り上げるつもりで外したわけじゃない。
首に絡んで首が絞まったらどうするつもりだ……。
「……できない」
やっぱり……。
「そう。じゃ、外すから」
「やだっ」
翠はベッドの端まで逃げた。
「やだじゃない。こんなのつけたまま寝るな」
抵抗はされると思っていた。
でも、首に手をかけた瞬間におとなしくなった。
取り外すと、さっきまでの笑顔はどこへやら……。
「不服そうな顔……」
翠は頬を膨らませる勢いでむくれていた。
別に全部を取り上げるつもりで外したわけじゃない。


