「そうでしたか。実はワタクシまだでして、ちょこっとコンビニに寄っておにぎりなど購入してきてもよろしいでしょうか」
「どうぞご自由に」
少し走ったところにあるコンビニで車を停め、
「では行ってまいります」
手元に残った資料は通話履歴や行きそうな場所、それから病院へ搬送された人間の履歴。
静さんが調べて他者が介在している可能性が低いというのなら、自ら行方をくらました線が濃厚。
そう考えるだけでも腹が立つ。
「はい、イチゴミルクをお持ちいたしました」
「は……?」
車に戻ってきた支倉の手には、贅沢イチゴミルク、と書かれたパックがあった。
「どうぞご自由に」
少し走ったところにあるコンビニで車を停め、
「では行ってまいります」
手元に残った資料は通話履歴や行きそうな場所、それから病院へ搬送された人間の履歴。
静さんが調べて他者が介在している可能性が低いというのなら、自ら行方をくらました線が濃厚。
そう考えるだけでも腹が立つ。
「はい、イチゴミルクをお持ちいたしました」
「は……?」
車に戻ってきた支倉の手には、贅沢イチゴミルク、と書かれたパックがあった。


